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2006年10月27日 (金)

台湾バナナとバナナのたたき売り

今年は台湾でバナナが採れすぎで去年の3分の1近くに下落して

「たたき売り」状態となっているらしい

 

バナナは昔は高かったため病気になった時にしか食べられない

(で…命に関わるような時だとメロンか?)

と言われていたらしいけど、自分が子供の頃はもう普通に食べてた気がする

僕の親の世代ぐらいの話なのかもしれない

 

ある本にバナナのたたき売りの口上があったのでちょっとのせてみます
(「男はつらいよ」で寅さんがやってるようなやつですな)

「どうだい、見るからに房々とした、うまそうなバナナだ。
おいおい坊やそこでヨダレよだれをたらしちゃいかん。
 この通り、見ただけでヨダレが出るほどおいしいのだが、
食べたらなおおいしい。ホッペタの落ちること請け合いだ。
もっともホッペタが落っこったからといって、わしのほうでは
治療代は払わないことになっている。あとで苦情がくるといけないから、
これだけはハッキリことわっておくよ。」
(パタン、パタン)
「お客さん、バナナはね、そうやってただ見とれているだけのものじゃない。
買って帰って食べるものだよ。ちっとも手を出さないところを見るてえと、
あまりに見事なものだから、下々の手には入らんものと思っとるのじゃろう。
苦しゅうない。余が許す。近う寄って買ってまいれよ。」
(パタン、パタン)
「ネエ、お客さん、バナナはね、たた食べて美味しいだけじゃない。
お腹がはるよ。奇態だねえ。しかも、ただお腹がはるだけじゃない。
滋養豊富にして、衛生的なる活力素であるんである。これを一本食べるてえと、
優にバナナ一本分の栄養価に匹敵するのじゃ。
 なんと驚いたろう、お客さん。なかなか、こういうことは学問がないといえないものだよ。」
(パタン、パタン)
「この一房がいったい何本あると思うかね。一二三四五六七八九十…
とうてい数えきれるもんじゃない。これだけあったら、どこの果物屋へいっても、
300円や400円は優に取られるよ。300円ならまだ安いところだが。」
(パタン、パタン)
「お客さんのふところの具合を考慮に入れて(パタン)、オレは300円よこせとは言わないよ。
280円、270円…250円なら安いが(パタン、パタン)、思い切って200円(パタン)、
エイッと気合いをかけて(パタン)、150円にしちまえ。どうだ、たまげたろう。
 おっとっとっと、そういっぺんにくれと言われたって、そうはいかない。
最初に声のかかった人に分譲することにする。ネエどうだい、これがタッタの150円とは
安いもんだねえ、エー、まったく売るには惜しいしろものだよ」

以上、お後がよろしいようで…(笑) (と言うか長かった…(^^;)

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